ミード入りのマーマレード
2026/05/13
ミード入りのマーマレード
ミード(mead)とは、蜂蜜のお酒のことで、
蜂蜜、水、酵母のみを原料として発酵させた、
約1万4000年前から存在する「人類最古のお酒」と言われている。
人類の発祥地と言われているエチオピアでは、
テジ(Tej)という名前で庶民のお酒として親しまれ、
ゲショ(Gesho)という植物から酵母を発生させて、
家庭で蒸留する。
偶然、HANNAHの近くにある酒屋さんに
ドイツ産のミードが置いてあったので、購入した日があった。
そのミードはとても呑みやすかったのだけど、
そのまま呑むよりはお菓子に使った方が良いのかもしれないと思い、保管しておいた。
先日ヴィクトリアケーキ用にマーマレードを作っている時のこと。
とても爽やかな柑橘と、甘い香りに包まれながら、
花々に囲まれて蜜に吸い付く蜜蜂達の姿を想像していた。
あ、そいうえば
デザートに使おうと取っておいた蜂蜜のお酒がある‥
グツグツと煮えたマーマレードに、
蜂蜜のお酒を垂らすと、
レストラン中が花畑のような香りに包まれる。
思いつきでいつもの散歩道を変えるように、
ふとした調理中のイメージで、
いつもの工程に変化をつけるのは楽しい。
オレンジや黄色のピール達も
思いがけないお酒との出会いに踊っているようだ。
アルコールが飛び切る前に火を止めて、
熱々のマーマレードを瓶詰めする。
草花の香りを抽出したエキスを作る時もそうなのだが、
アルコールと植物を加熱して、
若干アルコールが残っている状態で密閉した方が、
草花の香りがよく抽出できる。
このマーマレードを使った柑橘のヴィクトリアケーキは、5月いっぱいお店に並べている。
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